
掵上遺跡は、住吉(すみよし)神社の
西方(せいほう)の低平な
台地(だいち)に立地しており、
昭和41年に
山下孫継(やましたまごつぐ)先生などが
表面採集や発掘溝(はっくつこう)による
学術調査を行い、
住居跡などが確認されています。
また、調査では刷毛目(はけめ)調整や
連続山形文(やまがたもん)、
重菱形文(じゅうひしがたもん)などが
観察できる土器の破片や、
剥片を中心とする小型の石器などが
出土しております。
また、住居跡からは、
完形に近い土器が出土し、
出土した土器などから弥生中期の
遺跡であると考えられています。
ここに定住していた人々は、
豆(まめ)や瓜(うり)などを
栽培しながら、
一帯に繁茂していた栗やクルミ、
ドングリなどの木の実を採取し、
当時近くを流れていた
雄物川や皆瀬川のアユやフナ、
ハヤなどの小魚を取り、鹿、ノウサギなどの
動物を捕獲して、米や稗(ひえ)、
粟(あわ)などの穀物と共に
食していたものと思われます。
また、遺跡からは水田跡などは
見つかっていませんが、
この頃には稲作も
行われていただろうと
思われます。
所在地
湯沢市二井田字掵上33-1
