
白山神社は、角間(かくま)の古社(こしゃ)の一つで
その創建(そうけん)は大同(だいどう)2年
(807)と伝わっています。
諸病、瘡類(かさるい)を癒(いや)す
その霊験(れいげん)はまことに著しく、
天正(てんしょう)年間(1573-1593)まで
川熊村(かわくまむら)(現角間)の城主、
川熊氏が祀っていました。
文禄(ぶんろく)年間(1593-1596)から
慶長年間(1596-1615)にかけての兵乱(へいらん)で、
川熊家が滅亡(めつぼう)し、
長年を経て祠宇(しう)が壊れたため、
廃社になろうとしていた
天明(てんめい)2年(1782)8月中のある夜、
伊藤助右ヱ門(いとうすけうえもん)に
霊夢(れいむ)があり、
社殿を改修して大いに崇拝しました。
その子孫は連綿(れんめん)と
祭主として祭事(さいじ)を行ってきています。
社地には周囲20尺(約6m)余りの
大老樹などがありましたが、
今はその痕跡を残すのみとなっています。
白山神社は、明治6年(1873)の
社格改正により無格社となりました。
また、祭神の菊理比賣(くくりひめの)命(みこと)は、
その後、日吉(ひよし)神社(じんじゃ)に
合祀(ごうし)されています。
所在地 秋田県湯沢市角間字白山下
祭 神 菊理比賣命
(くくりひめのみこと)
祭 日 4月の第3日曜日
