
神明社は、天明(てんめい)年間(1781-1789)に
建立(こんりゅう)され、
その社殿は杉沢の東南の小丘に鎮座しています。
当時、野々沢(ののさわ)の荒野(あらの)を
村人こぞって開発し、
その功によって新たな村が成り立ち、
村人が一棟(ひとむね)のお堂を建てることを
祈願したところ、藩吏(はんり)検地の際に
村人の思いを受け入れ、
この地域の開発安全のため社殿を
建立したと言われています。
藩吏検地とは、役人による
田畑等の一筆ごとの測量や調査のことです。
神明社は、大いに信仰され
祭事も行われて来ましたが、
村には別に古代に創建(そうけん)された
観世音(かんぜおん)の堂宇(どうう)があり、
古きよりこの堂宇を
産土(うぶすな)神(かみ)として崇(あが)めて来ました。
明治6年(1873)の社格改正の際に、
観世音堂(かんぜおんどう)は仏堂であるとの理由から、
神明社を杉沢村の村社にして
一村皆氏子(うじこ)としました。
所在地
秋田県湯沢市杉沢字野々沢山8
祭 神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
祭 日 8月17日
